ポタアン製作に便利なwp34sの機能とバグ(?)解決 ノ巻

ポタアンの増幅率を変えるために帰還抵抗に抵抗を並列に追加して小さい抵抗としていたが、その際の計算がwp34sで簡単にできる。例えば10kΩと18kΩを並列にする場合は、10と18をスタックに積んだ(10, ENTER, 18)ところで、g(青)→÷(//)とすることで6.43と出てくる。これがないと10, 1/x, 18, 1/x, +, 1/xとなり、かなり操作が増える。
iPhoneのwp34sで後者の計算で答えを出そうとしたところ、1/xがおかしい現象になった。これは前にもバグではないかと疑った現象で、知らないうちに治ってしまったものだ。調べてみたら、1/xとなっている一番上の列のキー(A~D)は、LBL AのようにA,B,C,Dのラベル名で関数を作っているとそれらがA~Dのキーで直接呼び出せるという余計(?)な機能があるようだ。1/xのつもりでBを押すとLBL Bの関数が呼び出されていたようだ。確かにBを長押しするとXEQ Bと出るので、それが正しいようだ。
しかしそんな関数を作っているつもりはなかったが関数を全部消したところ無事、Bキーで1/xとして使えるようになった。
ポタアンのほうは前回帰還抵抗に追加した抵抗を外し、4.6kオームの抵抗として3.15kΩとなり増幅率は(1+3.15k/1k)=4.15となるはず。
wp34sで関数にするには、こんな感じ。2つの抵抗値(ex. 10 ENTER 1)をあらかじめスタックに積んでおく。

001 LBL 'AMP'
002 /
003 1
004 +
005 END

ここで
001 LBL A
としておけばAボタンで一発で呼び出せる。その代わりΣ+という機能は失われる。


そして外した18kΩの抵抗はボリュームとライン入力の間に入れてアッテネータとしてライ入力を減衰させる効果を狙った。ようやく「少し回すと爆音」状態が解消し、ボリュームを調整する幅ができた。

α700 + CarlZeissJena Flektogon 1:2.8 35mm

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