退役iPod ClassicとRockbox化による再生 ノ巻

iPod 5.5Gを240GB SSD化したためClassicはクルマ用にしようと思っていた。しかしまだiPod 3Gで足りているので、急ぐ必要はない。ふとRockboxについて調べてみたら、Classicにも対応しているようなので試してみたくなった。それはwav+cueの再生に対応していることが分かったため。

CDはiTunesでそのまま取り込まず、EACでwav+cueにバックアップしてから、PowerISOで仮想CDとしてiTunesに取り込むようにしている。wav+cueはwavデータに対する曲情報をcueシートに持たせたもので、ロスレスに比べるとサイズが大きくなるが、変換の手間をかけずにiPodで再生できるなら、楽でいいと思った次第。ビデオの再生ができないとかはスマホが常識の時代には全く問題ないが、Classic向けはまだ安定板ではないのが気がかり。

早速インストールするが、Classic向けのインストールについて丁寧な手順を公開されているサイトがあるので大丈夫、と思ったがいきなり躓く。ブートローダでブートして、インストーラをコピーし起動させるところで進まなくなる。iPodを取り外すとインストーラが起動し始めるはずだが、何度試しても止まってしまう。最後の手段でPCをWindowsXPのものでやり直してみたら、あっさり起動した。Windows8.1だったが、まだXPは捨てられないな。

ようやく入ったRockboxだが、使い方がいまいちわからない。日本語フォントの入れ方はあるが、肝心の曲の入れ方がわからない。基本的にドラッグ&ドロップな管理は嫌いなのでファイルは直接触らずタグ管理してくれたほうがありがたい。とりあえず/musicに曲を入れればよさそうなので、wav+cueのフォルダを入れてみる。最初は見えなかったりしたが、何度か再起動したら見えた。ファイルブラウザから再生させることができたが、曲間情報が取り込めていないらしくアルバム丸ごと1局になっている。これはふつうはデータベースからたどってアーティストやアルバムからたどっていけるはずだが、データベースの初期化をしなければならない。ようやく曲送りができるようになったが、問題が発覚。CDのイメージはiTunesで取り込むことを前提としていたので、その時に曲名などの情報がID3タグに入ればいいので、cueシートでは気にしていなかったというか、ID3タグが持てるとは思っていなかった。いくつかアルバムを入れてみたが、曲名のあるものも一部あったが、それもアルバム名などはなかったりして十分な情報が入っていない。これを補完して追加できればよいのでが、CDから取り込みなおすのは避けたい。このあたりがうまくいけばサブで運用できるのだが。

使ってみての感想は使い方は慣れれば何とかなりそうだが、やはり洗練はされていない。再生の音質は特によくなった様には思わない。挙動が変わった部分としては、ヘッドホン端子の接触で勝手に一時停止が多発していた症状は出なくなっている。これはiPodの機能だからだと思われる。あとラインアウトは出ているが、音量可変ではなく固定でしか出ていない。このためかリモコンたいおいうのDOCKからは音が出せない。ポタアンへの出力は固定出力なのでまあ使えるかもしれない。

どうもRockboxのダウンロードサイトにDailyBuildが置いてあるようなので、最新のものを持ってきて焼いてみた。更新方法はiPod内の.rockboxディレクトリを置き換えるだけ。設定はまあやり直すことになるが。あまり変わった様子もないが、最新版で使ってみよう。

α700 + CarlZeissJena MC Pancolar 1:1.8 50mm

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