ステレオを捨ててわざわざモノラルオーディオ ノ巻
先日読んだ 「The Vamp」の記事 に刺激され、使っていなかったBOSE121の片割れを使ってモノラルオーディオシステムを組んでみた。といってもステレオの右だけをスピーカにつないだだけで、左の音が再生されないだけの代物だった。ステレオ(出力)をモノラル(入力)に変換するアダプタとかケーブルを使えばいいだけじゃないかと思うだろうが、探してみてもそのようなものは存在していない。逆にモノラル(出力)をステレオ(入力)にするものはあるが、それを逆に使ってはいけない模様。 左右の出力がショートすることになるので、左右それぞれを結合する前に 抵抗を入れてやる必要がある とのこと。そしてそのようなつくりのケーブルなどは市販されていないし、アダプタを組み合わせてどうにかなるものでもない。 しばらく片チャンネル状態で使用していたが、曲によって左右の差が大きい場合にいつもと違って聞こえるのが分かった。 とりあえず部品を入手したので工作を始めることとする。調達した部品は以下の通り。 ステレオミニプラグ(オス) x 1 ピンジャック(メス) x 1 抵抗(REX金属皮膜 220Ω) x 2 ケーブル(BELDEN 1503A) 10cm あまり大きい抵抗を入れると音も小さくなるかと思って、とりあえず200Ωで入れてみた。抵抗は余裕のあるピンプラグ側のシェル内で組み込んだ。ピンプラグをオスにしてケーブルを長くすれば直接アンプに接続できるが、余ったケーブルを活用するためにあえて、アダプタにしてみた。 ステレオミニプラグの左右の信号とピンプラグの信号の間がそれぞれ200Ωになっていることを確認して完成。 とりあえず視聴の結果は上々。AirMac Expressの出力をモノラル化してアンプに繋ぐために使用している。 最後に、なぜあえてモノラルなのか?鑑賞するのではないBGMとしてはモノラルのほうが適しているというのもあるかもしれないが、スペース的にスピーカを2つ置くのが難しいので、1個だけを使って組めるシステムもありかなということで実践してみた。あと一つ121が余っているなぁw K10D + RIKENON 1:2 50mm L