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M5Stackの使いみちとAruduinoの復活

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 新しいということでとりあえず買ってみて、一通り環境を構築して持て余していた。画面がついているので色々できそうだが、M5Stack BASICではRAMが少ないのでEmu系は厳しそうだしすぐ飽きるし、キーボードを付けるM5Stack Facesとかもあるらしいが、PDA風にするにもかなりの修行が必要そうで諦める。 コロナでテレワークで自宅にずっといるので、ふと換気が気になってCO2測定器やCO2センサーを調べてみた。温湿度計のようなCO2測定器もそれなりの値段であるが、センサーをM5Stackに繋げば表示を自由にできて便利だと思った。 CO2センサーは赤外線方式と半導体方式のものが入手が容易で、とりあえず安くてアマゾンで翌日に届くCCS811を搭載したものを購入してみた。結果的には5V駆動でM5StackのGroveポートのI2Cで接続するのにちょうどよかった。ArduinoIDE用のライブラリを使って測定できる様になって、グラフも表示できるようになった。更にIOTデータ可視化サイト「Ambient」にデータも送るようにしてみた。LCD画面がついているので結果を見せるのに苦労がいらないところは便利なものだが、モデルによって端子が変わるところがあり、Groveポートにするのが共通化のために有利と知った。 ついでに眠っていたArduinoにも接続してみたが表示系も用意する必要がある。昔使用していたSC1602系のLCDをつないでみたが、壊れていたのか表示にたどり着けず。LCDなら文字も出せて便利だが、CO2の測定値を出すだけなら7セグLEDでも十分じゃないかと思い、手持ちの4桁7セグLEDを調べてみたら、端子が12本でこれらをArduinoのGPIOに繋げば制御できることがわかった。ブレッドボードでつないでみたら抵抗をつながなくてもちょうどよい明るさになった。早速ユニバーサル基板で7セグLEDとCCS811用の端子だけを付けてお手軽CO2測定器が完成した。お遊びで7セグLEDでアルファベットを表現する方法を実装して、「CO2」や「Err」などを表示させるようにしてみた。 あとでM5StickCでも十分じゃないかと思い、入手して画面の設定を変えてM5Stackと共通コードにすることができた。ただしこのCO2センサー:CCS811はしばらくすると値がドリフトして2000pp