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上ハンをたまご型のグリップのハンドルに統一する

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KG281用にWiggleで買ったハンドルが3T(トリプルティー)のTornovaだったが、コレの上ハンの断面が平たくたまご型になっていて、アウターケーブルも沿わせる溝があって気に入った。通常、このタイプはカーボンになるが剛性不足や締付けトルクの注意が悩ましく中古は避けたく、新品だとアルミの価格の10倍にもなる。上ハン部分の幅が広いので体勢的に自由度が高いのもポイントが高い。 パナモリにも欲しくなったのでまたWiggleで買おうと思った。Tornovaは深曲がりだったので、今度はアナトミックシャローのErgonovaの420を選んだ。型落ちしていて、下位モデル(PRO)とはいえまともなハンドルが2000円台だからお試しで買ってしまう。ステムも3Tの70mm 17°(PRO)をチョイス。 上ハンが平たい場合、カーボンだとバーテープを途中までしか巻かないやり方もあるようだが、3TのPRO(アルミ)の場合はケーブルは中を通してないし普通に上ハンのグリップまで届いたので最後まで巻いてある。 新しく来たErgonovaはKG281に付けてシートも薄めのFlite 1990として今時の普通に見えるように。TornovaはパナモリでRollsとでクラシックにまとめた。巻いてあったバーテープは再利用しつつ2台のハンドルを交換するのは大変だったが満足の行く結果となった。 iPhone11 @BYCYCLECOFFEETOKYO

組み上げた細カーボンバイクをシェイクダウン

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壊してしまったSTIの代わりを調達して細カーボンバイクことLOOK KG 281を組み立てて、ようやく走れる状態となった。 バーテープも用意したがまだ巻かない状態で、ペダルは物置で放置されているピストから外したものを付けて近所を走ってみた。 乗ってみるとさすがにクロモリバイクより軽いという実感があり、乗り心地は聞いていたとおりマイルドで疲れない予感がする。段差でも衝撃が吸収されているのが分かる。 幅広めのハンドルも心配したような違和感もなく、フラット部分が広くて疲れにくそうだ。 翌日に白のバーテープを巻いてサドルも白のウニカニトールにして、ペダルをクロモリから移植して少し遠くまで出かけてみた。ボトルホルダーとライトの台座をつけるのを忘れていた。 前日よりサドルのボルトを3つある穴の一つ下げて一番後ろにしてみた。ハンドルが遠くなって体制がきつくなる方向のはずだが、それほど辛くはなかった。ここは調整の幅が広いのでありがたい。 小雨以外は特にトラブルもなかったが、終盤でシフトケーブルの初期伸びが出たのかリアのローまで届かなくなっていることに気づいた、くらい。 古いカーボンは樹脂が劣化してとかラグが外れてとか使えないという話を聞くが全く問題なく使えた。当時は最先端のハイモジュラス(HM)カーボンだが、今はもっと硬い素材とかもあるようだが、剛性は自分には十分すぎる。最新のカーボンモノコックの硬いものだと疲れそうで、「速く楽に遠くまで行ける」という今思いついたコンセプトには合わない。買えるわけではないけれど。 結局今回のバイクにかかった費用を計算すると約9万円で最新カーボンバイクの1/5~1/10といったところか。 フレーム:3.5 ヘッドパーツ+工賃:0.7 STI+ディレイラー:1.5 ブレーキ:0.7 クランク:0.8 サドル:0.5 ワイヤー類:0.3 ハンドル+ステム:0.5 バーテープ:0.2 合計:8.7 この状態で重量8.3kg、前のクロモリが10kg弱だったので1.5kgの軽量化になっている。

20年前のカーボンフレームを最近のパーツで組み立てる

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奇跡的(?)に年末年始休暇中にほとんどのパーツが届いたので、ついLOOK KG281の組み立てを始めてしまう。 組み立ててみると色々問題が出てきて、準備の足らなさを反省するはめに… ヘッドパーツは工具が必要だったりコツが入りそうなので近所の自転車屋に頼んだ。丁度フレームに合うパーツがあったのでそれをその場で付けてもらった。1インチのイタリアンとかいうめんどくさい種類で、店主は20年前の骨董品と言っていたがフレームと同じくらいだから運命か?色もシルバーで検討していたもので、いちおう安物をヨドバシに発注していたが納期が遅く、キャンセルした。倍くらいの値段(どちらもTANGE)だったが、後で調べたらまだ同じ型番のが売られていた。 ヘッドパーツを入れてみないとコラムスペーサーのサイズが分からないので、買って無かったがクロモリバイクから拝借するというワザを思いついてハンドルを付け、シートを付けてみた。シートからハンドルの距離はクロモリバイクと同じくらいだったので一安心。ハンドルも440で少し大きめ過ぎたかと心配したが、許容範囲だった。 クランクはシクロクロス用で46Tと小さいのと、フロントディレイラーが台座式で可動範囲が限られるので、懸念していたとおりこの組み合わせでは使えなかった。対応できるクロモリバイクのチェーンリングと交換した。 ブレーキは中古で購入したが、取付ナットが合わず、手持ちのナットに使えるのがあって助かった。 しかしSTIにシフトケーブルを付けるところで失敗しタイコが隙間に落ち込んで取れなくなったトホホ。またヤフオクで調達するしか、出品が無くラクマで購入。完成はお預け。 SONY α350 + Flektogon 35mm

カーボンにして細身のロードバイクを手に入れる

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最近はエアロスタイルのロードバイクが多いが、タイムトライアルならまだしも普通にジーンズで乗るには異形過ぎて、なんかやる気を感じさせてしまうのがイヤ。そしてスローピングフレームになってしまうので全く受け付けない。 とはいえ、カーボンロードバイクは軽くて路面の衝撃も緩和してくれると言うことなので所有しておきたい。軽いならアルミもあるが、寿命はカーボンに劣るらしいのでわざわざ寄り道をする必要はない。アルミはシングルギアで経験済みだし。 そこでカーボンバイクの黎明期に活躍したTVT92やLOOK KG96などのラグ式カーボンバイクがホリゾンタルフレームで憧れだった。しかし30年前のものだし、市販はしていないと思っていたのでノーマークだった。調べてみるとちょうどヤフオクにKG96が9万で出ていたので落札してみた。しかし譲渡証明書をもらおうとしたらキャンセルされてしまった。完成車の出品はあるが、欲しいのはフレームで今あるクロモリと互換のある9s SORAで組みたいのだった。 更に調べるとその頃のカーボンバイクは剛性が低く、あまり軽くもないそうな。より新しいものもふくめて調べていくと、ラグ式カーボンバイクの末期のモデルでKG281なら剛性も高く多少軽くもなっているようだ。20年前なので30年前よりマシかも。クロモリも10年選手だが更に10年前の代物をわざわざ選んでしまう。 ヤフオクにはあまり適当なものがなく、eBayにも広げて探していた。しかし海外では大きめのサイズが多く、良さそうでもかなりでかいフレームでがっかりのパターンばかり。またラグ式カーボンバイクのシートポストは25mmでなかなかレアで付属していないとシートポスをを別に調達する必要がある。そしてそのKG281がシートポスト付きでちょうどいいのが見つかり幸い競合もおらず3万ほどで落札できた。そしてフランスから、少し予定より時間がかかったが元日に届いた。 iPhone11 ヤフオクでSORA ST-R3000(STI)と前後ディレイラー(FD-R3000, RD-R3000)のセットで8000円で落札したり、Wiggleで3Tのハンドルとステムを格安で入手したり、着々とパーツを揃えていった。