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ハードオフ巡りで当たりジャンクにめぐり合う

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ヤフオクでジャンクを眺めてつい落札したりして、オーディオ関連が増えてきて置き場所に困ってきた。CDは吸い出してサーバーに置いてあるからCDプレイヤーはいらないはずだが、DACとして今はもう使われなく鳴った方式の音も聴いてみたいので安い初期のSONYのモデルを落札している。古くてもESなどの高級モデルは落札額が上がりがちでそこは手を出さないようにしている。 すでにTDA1541を載せたCDP-750をNOS化して使っているが、このDACの上位版のTDA1541AはDEMリクロックにより音が良くなるとかで流行っているようだが、無印のTDA1541ではその手は使えないので、DACチップを載せ替えるしかないが、TDA1541Aはヤフオクで7000円ほどが相場だが、希少性と需要のために1万円以上になることもあって諦めていた。 DACチップを入手するにはそのDACチップを載せたCDプレイヤーなどから取り出せるので、ジャンクCDから中古ながら安く手に入れることができる。ただ人気のDACは高級モデルで使われているのでヤフオクでも強気の価格だったり、つり上がってすぐ手が届かないところに行ってしまう。人気のないモデルで人気のDACを載せているものもたまにあって、それがSONYの10連装CDプレイヤーCDP-C100だ。ネットでもあまり情報はないが、機種とDACの一覧表ではTDA1541Aが載っていることになっていて、ESモデルでも無印なのに疑わしいと思っていたが、ヤフオクにもあまり出てこないので真偽は確かめられていなかった。 三郷に行く用事があって、流山から江戸川を渡る橋が混み過ぎていたので迂回して松戸経由で行く途中でハードオフがあったので寄ってみたらこのCDP-C100のジャンクを見つけてしまった。無印かもしれないが1000円なら確認できるだけでも良いと思い持って帰った。結果は情報通りTDA1541Aが載っていた。CDプレイヤー自体は定番のゴムベルト交換・ピックアップ調整に加えて、ボタンの押しっぱなし箇所の処置で使えるようになった。 CDチェンジャーもいまやサーバにロスレスで全てのCDの内容が保管されているので中途半端な代物だが、SPIDF出力もあるので、外付けDACにつないで遊ぶこともできそうだ。DACチップを剥がすまでの間は使ってみようと思う

ジャンクCDプレイヤーをNOS DACにする

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 積分型DAC搭載のCDプレイヤーに続き、TDA1541を搭載したジャンクCDを落札した。これもSONYのESモデルではない隠れ名機(?)のCDP-750だったが、無事競合なしで落札できた。TDA1541にはA付きやS1いわゆるクラウンなどの選別品があるが、無印が搭載された普通のものだ。 トレーが出ないジャンクだったが、ゴムベルトを交換して無事修理が完了した。ノーマルで聞いてみたが、もっさりというか眠い感じでイマイチな音で愕然とした。ただしこのまま使うつもりはなく、NOS化して単体DACにするつもりだ。しかしトレーが直ったのでしばらくはCDプレイヤーとして使おうと思っている。 NOS化については、ネットに情報があり、74HC164を使ってデジタルフィルターの入力をDACに渡せばいいだけなので、まずはブレッドボードでやってみる。I2Sの配線には抵抗が噛んでいるので抵抗を抜けば簡単に信号を取り出せる。しかしバラック状態で配線したがノイズまみれで聴けたものではない。デジタルなのでノイズで全く違う音になるかと思いきや元の音はかろうじて分かる劣化具合と分かって新鮮だった。 大体わかったのでユニバーサルボードではんだ付けして回路を作ったが、これがやはりノイズまみれでダメ。お試しでDAI CS8414からTDA1541に直接I2Sで音出ししてみたら、これがしっかり音が出てしかもNOSらしいクリアな音がでている。何度かボードの配線を見直したが、原因が見つからず、終いには無音になってしまい配線のショートを疑ったがそうでもない、ただ配線が隣接しているのがよくなさそうだったので並んだ配線を浮かせてやるとやっと音が出た。ついでにI/V変換のオペアンプもソケット化して差し替えられるようにしてみた。とりあえず手持ちのオペアンプを差し替えてみたがどれもそれなりに鳴っている。 DAC化するにはDAIボードからERF出力を端子に出してMUTEの乗っ取りが必要だが、どうやら抵抗を外せば乗っ取れるような良いポイントはなさそうで信号の反転も必要そうなのでますますCDプレイヤーとして使いながらのんびり調査・検討になりそうだ。CDの音がよくなるとSACDとかハイレゾは出番がなくなるかな、音源の多さと気軽さで。

積分型DACってどんな音?

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 CDプレイヤーのDACを取り替えると単体DACに接続することで音が変わる。アナログ回路の部品でも変わるし回路の違いでも変わる。更にDACの変換方式の違いが根本的に音の違いに現れそうな気がする。そのため今は使われなくなったマルチビット方式やノンオーバーサンプリング(NOS)のDACをありがたがる人が一部で盛り上がっている。マルチビットにはラダー型、そのさらに古くは最初のSONYのCDプレイヤーに搭載されていた積分型があった。 RASPIオーディオもNOS DACのTDA1543が一時流行って更にTDA1541などの古いチップが高値で取引されていたりする。古いDACになると接続方式がI2Sでも特殊だったり、そもそも違う方式だったり、チップが大きく、更に付属回路も多かったりしてかんたんにRASPIに乗せるというわけには行かない。 そんな古い方式の単体DACがあればよいが、すでにチップが生産されていないので、新製品として出てくることはない。方式が変わっていったのにはDACのアナログの部分を減らして安く作れるようにするためなのでわざわざ面倒な方式に戻ることはないだろう。 では諦めるのはまだ早い。積分方式DACのCDプレイヤーがヤフオクにゴロゴロ出ている。CD以前のビデオの映像トラックにデジタル音声を記録するためのPCMプロセッサーが積分型DACだったが、まだSPDIFがなくVIDEO端子で入出力するものだが、改造してSPDIFを追加してDACとして使っているというブログが見つかる。古いCDプレイヤーはトレーが出てこないとジャンクとして安くなっていそうだが、ソニーのESモデルなど元ハイエンドモデルなどは値段がつり上がって遊ぶには気が引けてしまう。直して使うのかDACとして改造するのかわからないが狙い目のモデルはなかなか良い出物がない。調べているとローエンドモデルは上位モデルが新方式のDACになっても積分型を積んでいるのが残っていたりする。オーバーサンプリングもない積分方式のCX20017を使ったCDP-70は他に入札もなくあっさり落札してしまった。 トレーが壊れているが、ゴムベルトを交換すれば良いと思ったが、どうやらギア方式でベルトは使われてなかった。そのギアが加水分解でバラバラになる例がネットあり、以前に持っていたPhilipsのLHH200もギアが壊れてトレーを手で出し入