CMoyヘッドホンアンプをケースに入れる ノ巻

先日作ったヘッドホンアンプをケースに入れようと思ったが、手元にあったタカチのTB-55Sでは到底収まりそうにないので、他のケースを探してみた。同じシリーズのTB-65Sならと思ったが、かなり厳しそうなのと、サイズが中途半端でもっと大きくてもいいように感じてきた。しかし大きいケースでも厚みが厳しく、厚みがあるものはポータブルとは呼べないサイズになってしまうというところで、自作ポタアン(ポータブルヘッドホンアンプ)でもよく使用されているALTOIS缶を試したくなってきた。
ALTOISというのはアメリカのミント菓子でそのケースが缶ケースになっていて、電子工作やサバイバルセット(?)などで利用されている例が見つかる。しかしこの菓子は見たことがなく、輸入菓子のといえばCALDIということで、2件ほど行ってみるが見当たらず。成城石井ならと思ったが、やはり見つからず。代わりに紅茶缶でどうかな?と思ってみたり。どうせポータブルではないつもりなので大きくても構わない。が、よさげなデザインのものは値段が。。。ということであきらめる。
上野を通ったついでにアメ横で二木の菓子なら?とおもい、ほかの店も見ながら向かっていった。紅茶缶は成城石井の半額くらいで手に入りそうなことを確認し、二木に到着。そして無事ALTOISをゲット!残念ながら、青が品切れで赤、緑、金の三種類を買っておきました。
まず中身の菓子を出さないと始まらないが、紙がしいていあるが、ほぼ直接缶に菓子が触れる構造でFRISKのようなのを想像していたが、1粒のサイズがでかく形もいびつでバリ(?)が崩れた粉が底にたまっている。ので、中身をタッパーに移したら水で洗うところから始まった。
実はCMoyアンプの前にLM4881のほうを入れようとして、ボリュームの穴を開けたところ、ケース自体の高さは余裕があったが、ボリュームのナットと缶のフタが干渉して高さ的に厳しいことが判明した。基板裏の配線に厚みがあると、ボリュームの軸が斜めになってしまう。また、イヤホンジャックを高めの位置に付けようと思ってLM4881のチップをボリュームの隣に実装してしまっていたが、フタがかぶさる部分に配置できないため、ボリュームと並べて端子が出せないことになってしまった。
このため、あきらめてCMoyを先にケースを入れることになった。
ケースの穴は画鋲→ネジ小→ネジ大→リーマーで広げていき、バリをとって仕上げた。プラスチックのケースより加工は簡単だったかもしれない。ポタアンと違い、ACアダプタをつなぐ端子を用意して据え置きで使用するものにしたが、サイズは小さく(据え置きにしては)満足のいくものとなった。
あわよくばACアダプタの端子につないだ006P電池を缶の中に収めればポタアン、と考えたがACアダプタの端子が邪魔して電池は入らなかった。隅っこはカーブしているため、どうしても端子は真ん中寄りになるため残念でした。代わりにスイッチング電源のノイズ対策にLC回路でも入れようかな?
LM4881アンプをALTOIS缶に入れるには、ボリュームを外して空中配線にするしかないと考えていたがあるアイディアがひらめいたので、次回はそれを実現することにする。その前に中身のミント菓子を食べてしまわなければ…

α700 + CarlZeissJena Flektogon 1:2.8 35mm

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