IPアドレスをくれないルーターとVPNしないルーターの役割
たまにiPhoneがネットワークにつながらないことがあって調べたら光ルーターがDHCPでIPアドレスを振り出してくれなくなっていた。IPが枯渇していた可能性もあるが、WiFiルーターでDHCPをやらせたほうがいいかと思い設定を見てみるが見当たらず、どうやらルータモードでないと使えないようでブリッジモードにしていると設定が出てこないようだ。
無理やりルータモードにしてDHCPを有効にしても、ルータ前提の設定に縛りがありそうで試さずに諦めた。ふとアキバで1000円くらいで入手したYAMAHAのVPNルータRTX1000を思い出した。古いルーターだが、10万とかしていたものだが古いので100BaseーTしかなかったりVPNの用途もなかったので使わずにしまわれてしまっていた。
ネットで調べるとメジャーなルーターなのでユーザーのブログや、メーカーのマニュアルやコマンドリファレンスも充実していてDHCPサーバーも使えそうなことが分かった。早速探し出してUSBシリアルも引っ張り出し設定をしてみた。業務用ルーターなのでWebではなくコマンドラインからの設定になるので、手っ取り早くつなぐにはシリアルが楽だった。コマンドでGWやDNSのアドレスも自由に設定できる。
ネットで調べながらDHCPを設定してあっさりと置き換えができて問題なくiPhoneでIPが取れることを確認できた。しかしThinkpad13のWindows10で試したところDNSサーバーが正しく設定されない問題が起きた。結局は修復やらドライバの入れ直しなどで正常に動作するようになったが、BDレコーダやiPhoneはすんなりつながるのにWindowsは変なのかなと思った。
DHCPサーバーを別にしたことでMACアドレスからIPを固定で配布することもできるようになった。DNSアドレスとしてGoogleのDNSパブリックDNSアドレス8.8.8.8も配布する設定にしてみた。業務用で24時間運転が当たり前だから安定性と堅牢性を期待する。
P.S.
安定して使えていると思っていたが、夜中くらいに急に繋がらなくなって復旧作業に追われた。どうもIPを払い出した方とIPを借りた方でIPアドレスの有効期間の認識がおかしくなっている感じで、借りた方がまだ使えるのに放棄して新しいIPがもらえない状態では無いかと想像する。しかし解決方法がよくわからず、最終的に元のルーターとRTX1000の両方でDHCPをする環境とした。払い出すIPに重複はないので早い者勝ちでどちらからかもらえるはず。
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