wp34sをアップデートの巻

X61s用に用意したウルトラベースX6(ポートリプリケータと呼ばれていたもの)にRS-232Cがついていたので、wp34sのアップデートの準備ができていたのだが、PC関連が盛り上がっていたのが落ち着いてきたので、ようやく着手してみた。

適当にググって、以下の方法で始めてみたが,データ受信状態に入ってPC側のMySamBAが応答しないという、いきなり大ピンチ状態。
http://www.a2life.info/w/?p=1008

とりあえず標準のマニュアルを持ってきて確認する。
http://sourceforge.net/projects/wp34s/files/doc/Manual_wp_34s_3_1.pdf/download
140ページからの「APPENDIX A: SETUP AND COMMUNICATION」の章に説明がある。
上でやったON+Sなどではなく、ケーブルの途中にあるボタンとONだけでデータ受信状態に入るらしい。
結局ケーブルのERASE,RESETボタンをごちゃごちゃいじりながら、どうかな?でMySamBAの「Send File」ボタンを押して、メータが進んだらラッキーという状態。それでもFlashの書き換えは成功し、一件落着。

ついでにTVMのプログラムでも入れておこうかということで、どうすればいいか調べてみた。
どうもEmulatorとケーブルがあれば、Emulatorと本物間でデータ交換が出来るようだ。
P.FNC内に「RECV」と「SENDP」「SENDR」「SENDA」があるようだ。
146ページの「Data Transfer Between Your WP 34S and Your PC」参照。

今はProgramを送りたいので、「SENDP」で試してみた、すぐに終わったが、XEQ'TVM'として実行してみたがRunning Programと出て期待の動きをしていない。コードを表示してみるとラベルなどとりあえずEmu側と同じ内容で存在しているようだが… RAM上に転送されて、Memory不足になったと思われる。そもそもFlashに入ることが期待する状態なので、この方法ではできないようだ。

更に調べると、アップデートに使用したファイルがcalc_xtal_full.binだったが、この_fullの部分はライブラリ内蔵の意味で、ライブラリを差し替えればよいだけのようだ。ライブラリはEmu上で動いているものがあるので、あとはライブラリをどうやって差し替えるか。それはライブラリなしのcalc_xtal.binと所望のライブラリをCOPYコマンドで、以下のようにくっつける方法が示されていた。
SourceForge.net > Find Software > wp34s > SCM Repositories > wp34s > trunk > realbuild > join.cmd
copy/b calc_xtal.bin+wp34s-lib.dat calc_xtal_full.bin

これでもう一度Flashを更新すれば、無事FlashのライブラリにTVMプログラムが入ったwp34sになりました。


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