動画編集アプリが2Kまでなら無料で使えるDavinci Resolveが神だった
古くはDV,HDVからノンリニア編集と言われていたビデオ編集はEdiusやPremireなど市販アプリが必要でPCの性能も必要で、趣味としては敷居が高いものだった。当時はCanopusのアプリが比較的安価で、それを使って編集していた。よく考えると20年以上前のことだった…
そのあとFullHDはHDVではなくAVCHDのH.264になり、更にPCの性能が必要になり、カメラ撮影も減って動画編集アプリは買う機会がなく終わってしまった。撮影機材の主流がビデオカメラからデジタル一眼の動画機能に移ってきて自分の持っているデジカメにも動画機能がついていたが、APS-Cくらいの大きいセンサーの動画はどうしてもローリングシャッター歪み(いわゆるこんにゃく現象)が出るのと手ブレ補正の不十分さが相互に見づらい動画を量産させてしまうのであまり使っていなかった。
α7が出てから時代は4Kになって、プロでも耐えうる10bit 60p 4:2:2などの撮影が可能になってきている。さらにLog撮影とかカラーグレーティングとか静止画の現像のように色を調整する手法も可能になっている。しかしそれができるアプリは高いのだろうと思っていたが、Davinci ResolveはFullHDなら無料でできるということで使ってみた。アプリは動画編集アプリで、トランジェントや手ブレ補正などもあり、有償版だと4K,8Kの編集ができるらしい。2KのFullHDで十分なので無料なのはとてもありがたい。
α99IIになってLog撮影もできるということだったが、8bit動画だと結局ダイナミックレンジが足りずノイズが出るだけなのでLog撮影よりもCine1などのピクチャープロファイルでカラーグレーティングせずに色合いを変えるだけでしばらく使ってみることにした。
あとは最近流行りのタイムラプスもJPEGファイルが連番になっていれば勝手に作ってくれるというので試してみたが、あっさりできてしまった。しかし動画は手ブレ補正も含めてiPhoneで十分に使えるレベルになっていて怖い時代だ。
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