古いMac mini(Mid2011)はMontereyの夢をみるか、それともWindows10?

M1 MacBook Airは瞬間的に立ち上がり発熱もなくとても快適でWindowsよりも稼働率が高くなっている。Windows11に向けて新しいノートPCを買おうと思ったが、Thinkpad13にインストールしてみたがあまり使いやすくないので、とりあえず購入はしばらくなさそうだ。

MBAは新しいMacOS Montereyになったが、古いMac miniは10.13 High Sierraで終了しているので、バージョンギャップで使い勝手が違っていてイマイチ。汎用PCパーツで構成された偽MacですらMontereyの夢が見れているのに純正ハードウェアでこのざまはどうかと思っていたが、やはり方法はあるようで偽Macと同じツールで実現されているらしい。

OpenCore Legacy Patcherがその夢を見せてくれるツールでインストールUSBメモリを作ってくれて、インストール後にグラフィックドライバのパッチを当ててくれるらしい。元のSSDは手狭で別途用意したSSDにHigh Sierraをクリーンインストールしてから始めて、それほどトラブルに遭わずに無事Montereyの夢が見れた。ただ画面がライトモードだとボタンが黒塗りになる問題が出ていたが、ダークモードなら大丈夫そうなので回避できている。

ただ家族のCore2DuoなPCのリプレースとして利用するにはMacOSよりはWindows10の方が良いのでBootCampとなるが、このMac miniではWindows8までしかサポートされておらず、Windows10にするには一旦8を入れてから10にアップデートしなければいけない。MontereyではWindows10もサポートしているはずだが、夢を見ている状態でどうなるかはわからないがBootCampアシスタントでインストールUSBメモリを作ってしまった。ネットで調べるとDVDでインストールしてあとでサポートドライバを入れる方法も出ていてそのほうが無難と思ってDVDブートから試した。

Optionを押しながら再起動して起動メディアを選択するが、DVDが2つあり、EFIとそうでないものどちらもWindowsインストーラは起動できなかった。DVDはあきらめUSBメモリから起動するとインストールが立ち上がりライセンスキーをいれてパーティションの選択になったが、MBRがあるとかGPTでなければインストールできないと言われ止まってしまった。これは起動メディアでEFIの方を選択したためでもう一方を選べばMBRのブートとなり無事インストールできた。

再起動するとMacになっていたのでまたOptionを押しながら再起動してWindows10のパーティションを選ばないといけない。インストールは継続し無事完了した。インストールUSBメモリからWindowsサポートソフトウェアを起動し、各種ドライバをインストールし画面解像度などが適切に使用できるようになった。あとはタスクトレイのBootCampコントロールパネルから起動したいシステムをWindows10にしたら、再起動してもMacOSを見ずにWindowsが起動するようになった。そしてMac miniはWindows10に乗っ取られた。

PENTAX *istD + DA35 F2.4



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