組み上げた細カーボンバイクをシェイクダウン

壊してしまったSTIの代わりを調達して細カーボンバイクことLOOK KG 281を組み立てて、ようやく走れる状態となった。
バーテープも用意したがまだ巻かない状態で、ペダルは物置で放置されているピストから外したものを付けて近所を走ってみた。
乗ってみるとさすがにクロモリバイクより軽いという実感があり、乗り心地は聞いていたとおりマイルドで疲れない予感がする。段差でも衝撃が吸収されているのが分かる。
幅広めのハンドルも心配したような違和感もなく、フラット部分が広くて疲れにくそうだ。


翌日に白のバーテープを巻いてサドルも白のウニカニトールにして、ペダルをクロモリから移植して少し遠くまで出かけてみた。ボトルホルダーとライトの台座をつけるのを忘れていた。
前日よりサドルのボルトを3つある穴の一つ下げて一番後ろにしてみた。ハンドルが遠くなって体制がきつくなる方向のはずだが、それほど辛くはなかった。ここは調整の幅が広いのでありがたい。
小雨以外は特にトラブルもなかったが、終盤でシフトケーブルの初期伸びが出たのかリアのローまで届かなくなっていることに気づいた、くらい。


古いカーボンは樹脂が劣化してとかラグが外れてとか使えないという話を聞くが全く問題なく使えた。当時は最先端のハイモジュラス(HM)カーボンだが、今はもっと硬い素材とかもあるようだが、剛性は自分には十分すぎる。最新のカーボンモノコックの硬いものだと疲れそうで、「速く楽に遠くまで行ける」という今思いついたコンセプトには合わない。買えるわけではないけれど。


結局今回のバイクにかかった費用を計算すると約9万円で最新カーボンバイクの1/5~1/10といったところか。


フレーム:3.5
ヘッドパーツ+工賃:0.7
STI+ディレイラー:1.5
ブレーキ:0.7
クランク:0.8
サドル:0.5
ワイヤー類:0.3
ハンドル+ステム:0.5
バーテープ:0.2
合計:8.7




この状態で重量8.3kg、前のクロモリが10kg弱だったので1.5kgの軽量化になっている。

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