フルサイズ(もどき)ミラーレスと微妙なマウント追加 ノ巻

憧れのフルサイズでレンズ本来の画角での写真が撮れる、しかも比較的安価に。
ということで、フルサイズ一眼は買えないけど、補正レンズで何とかする縮小光学系入りマウントアダプタとミラーレスカメラでフルサイズの仲間入り(ウソ)。

フルサイズの画角を途中のレンズでAPS-Cに光学縮小して収めるので、フルサイズの絵がAPS-Cに縮小される。縮小する分明るくなるようだが、四隅が収差により焦点距離によって(広角が不利)はぼやけたりするようだ。実はフルサイズのメリットよりも、アダプタの全長が短くなる点がうれしかったりする。

ミラーレスの短いフランジバックに対応した長めのマウントアダプタならではの縮小光学系アダプタのため、ミラーレスカメラ本体も必要になるが、もっとも安価な中一光学のLens Turboであれば、中古のミラーレスカメラと合わせて4~5万円でフルサイズもどきが出来上がる。

ミラーレスカメラとしてはSONYのEマウントとFUJIFILMのXマウントが選択肢になる。マイクロフォーサーズ用もあるが、これは元のセンサーが小さいので、APS-Cをマイクロフォーサーズに縮小する感じなので、今回の選択肢には入らない。そしてEマウントとXマウントで悩むことになるが、当初はSONY同士でバッテリーも共通なNEX-5Rあたりが動画もよいらしいので、検討していた。買えるならα6000がよさそうではあるが、まだ高いので安くなるのを待つかというところだった。自分の場合Eマウントの○×は以下のようになる。

NEX-5R


  1. バッテリーがα55と共通。
  2. 動画がFullHD 60p
  3. バリアングル液晶

×

  1. 本体手ぶれ補正がない。
  2. EVFがない(NEX-6以上:やや高い)
  3. シューが特殊(NEX-6以降は汎用)
  4. マイク端子なし


当初はNEX-5の無印(動画をあきらめて)かRくらいにしようと考えていた。しかしたまたま小原玲さんのブログを知ってしまい、FUJIFILMのカメラが良いことがわかってきた。しかもNEXの欠点をすべて克服しているX-E1が型落ちして中古価格もNEX-5Rに近くなっていることが分かった。Xマウントの○×を挙げてみると圧倒的にこちらにひかれてしまう。

X-E1


  1. ローパスレス(X-Trans)
  2. 本体手ぶれ補正あり とんだ勘違いだった!
  3. EVFあり(しかも236万画素の有機EL)
  4. カメラ内で現像可能
  5. 標準的なシュー
  6. マイク端子付
  7. クラシックな外観
  8. シャッターボタンにレリーズ用の穴がある
  9. 互換バッテリーが安い(Amazonで買える)
×
  1. AFが遅い
  2. 動画がFullHDだが24p

AFが遅い点は、マウントアダプタでMFしか使わないので欠点にはならない。動画も使うことはないはず。

マウントアダプタはPentaxKマウントからFujifilm Xマウントのものを買って、M42-Kマウントアダプタを使えば2つのマウントが使えてお得、と考えていたが、これが失敗だった。そもそもXマウント側の精度が低く、がたつきが多めであったが、Kマウント側に付けたM42-Kマウントアダプタの固定がうまくいかず、ここもがたつきが発生する。しかしPentaxのM42レンズはマウント面の半径が大きめであるため、うまく固定できるが、CarlZeissJenaのものがうまく固定できない。

ぐらつきはするが、撮影自体はできているので常用は厳しいが、しばらく試せば十分かも。。


X-E1 + XR RIKENON 1:2 50mm





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