α55と比べたX-E1のオールドレンズ母艦としての使い勝手 ノ巻

X-E1が来てKマウントレンズとM42レンズをつけて一通り使ってみたが、CarlZeissJenaのレンズとの相性がいまいちであった以外はなかなか使いやすいように思えた。α55を使用していた時に持っていた不満が感じられないところが良いと感じさせるのかもしれない。

まず電源投入から起動までの時間がかなり違う。α55は10秒以上待たされるイメージがあったが、X-E1は1秒くらいで起動している。最近のSONY機は多少早くなっているかもしれないが、やはり遅いと聞く。

FUJIのカメラは独立した動画ボタンがないこともポイントが高い。最近は動画ボタンを無効にする機能も付いているようだが、そもそも動画もシャッターボタンで録画でいいように思うのだが、なぜか独立したボタンになっている。そして動画を使わない人には誤動作のリスクだけが得られる。
ピント合わせで、最近の機種はピーキング機能が付くようになったが、α55にはない。その代り拡大ピント合わせができるが、そのボタンが非常に押しにくいところにあり、残念ながら使い物にならなかった。これがX-E1ではカメラを構えて親指の位置にボタンがあり使いやすい。ピーキング機能もあるが、拡大で合わせたほうがピントがくるようだ。

ほかにもどちらも電子水準器が付いているが、α55はなぜかほかの表示と同時に使えない。これは現行機種でも変わっていない。これでは宝の持ち腐れなので、α6000では省かれたようだが、大したダメージではないと思う。

重さはX-E1のほうが軽いが、Lens Turboを付けているためα55と大差ないと思われるが、本体の厚みが薄くなっているので、カバンへの収まりはいいかもしれない。

X-E1にあって欲しかった点はバリアングル液晶だが、α55のものが良くできていて、ウエストレベルで見ることができ、裏返しにしまうこともできる。X-M1のバリアングル液晶を見てみたが、縦方向にしか動かず、裏返せないし、一度出すと畳むアクションがいまいちで収めるのが面倒だった。
結局X-E1は気に入っているということで、NEX-5Rでは小さすぎる上にα55に勝る点はあまりなかった。


X-E1 + XR RIKENON 1:2 50mm

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