コーヒーは豆から挽きたいが毎日だと時間が無視できないという葛藤

 コロナ禍で毎日家にいるようになって毎日コーヒーを1.5lくらい淹れているので、コーヒー豆の消費が激しいが、缶コーヒーやペットボトルコーヒーを買うよりは全然安上がりで助かっている。安いコーヒーを選べば更に安くなるがコストコのスタバのハウスブレンドを愛用している。クズ豆率が高いがふるいに掛けて使用している。最近はコストコのオーガニックホールビーンとブレンドして使用している。

毎日コーヒーを入れるとなると、豆を挽くのもそれなりに時間がかかるのでコーヒーが切れてからのロスタイムも無視できない。ながら挽きになるので更に時間がかかっているのもあるが、そろそろ修行は必要ないかなと思って電動化を試してみた。

ネットでは市販のミルを電動ドライバーで回すネタは見かけていて、部品さえ揃えられればできるはずだった。持っているミルはハリオのMSCS-2Bで、電動化した例も見つかっている。そもそもこのミルにしたのは引ける豆の量と受ける器がガラスだったからだ。プラスチックはKAIのミルで静電気に悩まされたので避けて選んだら、この製品くらいしか残らなかっただけだ。安い電動ミルはグラインダー式で、臼式にすると業務用のゴツくて高いのしかなくなる。結局市販の手回し式を電動化するのが目的に叶う方法になる。

このミルは取っ手を手回しのネジで固定するが、これを六角のボルトに置き換えることが必要になる。ボルトはM6でよいが適当にワッシャーを噛ましておく。元のネジは指で回して固定するのは難しく、テキトウに締めてあると取っ手が緩んでくるので思い切り締めて置く必要があったが、ペンチで回さないと無理なくらいだった。最初からボルトにしておいてくれたほうが良かったかもしれない。

ボルトに変えるとそのボルトを受けるソケットビットを用意して電動ドライバーと接合する必要がある。M6のボルトは10mmのソケットビットでちょうど良かった。ドライバーとソケットビットは6.35mmの六角でよくあるタイプだった。ホームセンターに行けば、ソケットビットも選択できるくらいはあったが、VESSELのリングナットセッターにして、リングバネで突起がボルトを固定するタイプとして、回転中にすっぽ抜けないことを期待してこれを選んだ。

パーツが揃ったので早速組み上げてソケットビットをあてがったらサイズが合わないというトラブルもあったが、すぐに交換に走って無事に電動でミルが挽けるようになった。カインズブランドのミニドリル&ドライバーだったが、速度も早すぎず豆を挽けている。早すぎるとミルのはが歯が空回りしたときに壊れないか心配したが、空回りするときは歯が接触してないので大丈夫だった。

ただ取っ手を外してボルトだけにすると、ボルトを外すときに固定する方法がないので、回転により締まり続ける状態で後で外すのが難しくなりそうだと思った。また、普通に挽きたいと思っても電動専用になってしまうとそれはそれで不便だと思ったので、取っ手を付けた上にボルトで固定することにした。当然取っ手が回転しながら豆が挽かれることになるわけだが、当たらなければどうということはない、ということでこれで完成として運用していくことにする。

ただ、ミルの歯に豆が落ちてこなくなる率が高いので時々豆を落としてやらないといけないのが少々期待はずれだ。ドライバーのせいではないと思うが、手回しに比べてスムーズすぎて積まれた豆が落ちてこないのかなとも思っているが、これが解決できると更に楽なのだがなにか考えたい。

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