シン・エヴァンゲリオンを観てきた(ネタバレあり)

 コロナ禍で延期されようやく公開されたが、初日が月曜日だったので土日になってようやく見ることができた。あまりこまない通常の4Dなどではない回で観た。冒頭10分のちに12分くらいはネットで公開済みだったのでもちろん観てから行っている。その時の感想はCGの効果で使徒の大安売りかな?

当然だが冒頭はアマプラで観た12分と同じで画面の大きさと音響の良さが違いだ。上映時間は2時間半以上、しかも上映前の予告を含めると更に長い時間トイレを我慢しなければいけない。これは以前にBladerunner2049のときの教訓があって、対策なしでは厳しいことがわかっていたので、喉が渇くのは我慢して飲み物は買わずに入ることにした。またネット情報で餅を食べておくと頻度が下がるということで朝食に餅を食べて昼頃の回に挑んだ。おかげでトイレを我慢しながらエンディングを耐える必要はなかった。最もエンドロールのあとには「終劇」しかなかったのだが。

YouTubeなどでエヴァ解説を見て、第何使徒がとか順番が入れ替わってとかあるようだが、結局そこらへんはTV版、旧劇場版、新劇場版でころころ変わったりしていてブレードランナーの脱走したレプリカント問題と同じで、本筋とはあまり関係ないのでどうでも良いと思った。

話としてはQに出てこなくて心配されていたキャラが生き延びていたのがかなり救いでエヴァがしばらく出てこない時間があって、冒頭12分でのCGだらけというわけではなくてよかった。Qの反動で更に無理力なシンジが色々あってようやく立ち直ったかと思ったら父より大人になっていて、父のほうがシンジ以下だったことがわかった。

エヴァの話は世界を再構成するという仕組みになっていて、TV版・旧劇場版・新劇場版と作り直しているのと世界が再構成されているのとぼんやり絡んでいてどうとでも取れるので解釈もいろいろできて私のエヴァンゲリオンが楽しめたのだと思う。今回も人類補完計画として巨大綾波は出てくるがTV版のときから意味がよくわからないところだった。

人類補完計画が個人の壁を取り払って集団で1つの生命とすることとなっているが、それが巨大綾波かというとちょっと違っていて、シロアリやミツバチのように女王蜂と働きバチのようにDNAレベルで役割を持って構成された集団かなと思ったけど、これは普通に人間社会か、と思ったり。

結局、シンジくんが願った世界が今の現実の社会に酷似していたので、マトリックスと同じで、実はこの世界はこうやってできていた(かも?)ってなっていて、それってつまり夢オチじゃないの??

α99II + Tamron 28-300 XR Di


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